VODといえば、ネット上で動画を見ることができるサービスです。
実は、VODにもいろいろな種類があるって知ってましたか?
VODの種類を知っておけば、あなたの目的や使い方に合わせて選ぶこともできます。
VODの種類は、おおきく分けて
- SVOD
- TVOD
- EST
- AVOD
の4つがあります。
このページでは、それぞれの違いや特徴をくわしく解説しています。
VODの種類を一覧表でチェック!
まずは、それぞれのVODの違いを一覧表を見ながら比較してみましょう。
VODの種類 | 課金方法 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
SVOD | 定額課金 | 毎月定額で見放題 過去のコンテンツが豊富 |
最新タイトルがやや少ない |
TVOD | PPV(個別課金) | 最新タイトルの配信が早い 実店舗より早いこともある |
定額と比べて割高に感じる |
EST | コンテンツ売切型 | 所有感を得られる | 価格設定が高め たくさん視聴するには不向き |
AVOD | 無料広告型 | お金を払わずに視聴できる | 他と比べて動画が少ない 広告の待ち時間がある |
一般的なVODと呼ばれているものは、SVODとTVODの2種類です。
4つの中でもSVODとTVODは、コストパフォーマンスに優れていて満足度も高い傾向があります。
ESTとAVODは、少し特徴的なVODです。
ESTはコストがとても高い、やや高級志向のVODです。
逆にAVODは、無料の変わりに便利さやラインナップが犠牲になっています。
VODの代表的なサービスってなにがあるの?
それぞれのVODの代表的なサービスをまとめて紹介します。
SVOD・TVODはリスクなしで自由に選べる
いわゆる見放題や、ネット上でレンタルできるのが、SVOD・TVODです。
現在もっとも数が多いVODで、いろいろなサービスの中から選べます。
たくさんのVODがありますが、代表的なのは
の5つです。
この種類のVODには、ほぼすべて無料お試し期間が用意されています。
管理人のヨッチは実際に全部お試し登録して、無料で使えることを確認しました。
触ってみて気付くことも多いので、これいいかも?と思ったらサクサク使ってみると時間の無駄になりません。
それぞれに特徴や違いがありますが、評判や管理人の体験談もあるのでチェックしてみるといいかもしれません。
ESTは店舗で購入する感覚に近い
次にコンテンツ売切型のESTです。
お試しはないので、店舗でDVDやブルーレイを購入する感覚に近いと思います。
料金は高めに設定されているので、たくさんの作品を見ることには向いていないでしょう。
しかし、買い切ることで所有感やプレミア感を得ることができます。
本当にお気に入りの作品を厳選して購入するといいかもしれません。
代表的なサービスは、
- iTunes
- Google Play
- PlayStation Store
です。
それぞれブランド力のあるプラットフォームですよね。
サービスに付加価値をつけるために用意されている印象があります。
本当に大好きな作品を購入したいときに、覗いてみるといいかもしれません。
AVODは著作権のあるコンテンツが少ない
最後は無料広告型のVODです。
ここ最近は無料のサービスが流行していますが、それをVODで取り入れたのがこちらです。
代表的なサービスは、
- YouTube
- niconico
- GYAO!
です。
無料で視聴ができますが、その分だけ制限が多くなります。
広告が表示されるだけでなく、見終わるまで動画再生できないこともあります。
広告だけに利益を頼りがちなので、映画やドラマなどの有料コンテンツはかなり少なめです。
映画やドラマよりも、ユーザーが投稿した動画のほうが目立っているサイトです。
独自の展開をしている傾向が強いので、ちょっと変わった動画がみたいときにおすすめです。
【まとめ】VODの中ではどの種類がおすすめなの?
VODの種類と特徴から、広くおすすめできるVODを紹介します。
ビデチェキ!では、SVOD(定額課金)とTVOD(個別課金)をおすすめしています。
なぜかというと、
- 無料お試し期間がある
- コスパが良い
- ユーザーの満足度が高い
- ストレスなく快適に見ることができる
- 過去作が豊富
- 最新作も楽しめる
といった特徴があるからです。
買い切りではないので料金が安く、たくさんの作品を視聴するのに向いています。
- 見たい動画を厳選したい
- 最新作だけを見たい
という場合でも、TVOD(個別課金)なら低価格で見ることが可能です。
マルチデバイスにも対応しているので、いつでもどこでも動画を見ることができます。
マルチデバイスとは、
- パソコン
- テレビ
- スマホ
- タブレットPC
- 外部機器(クロームキャストなど)
といった複数の機器で視聴できる環境のことです。
VODを運営している会社でも、SVODとTVODを組み合わせたところが増えてきました。
なぜなら、組み合わせることでメリット・デメリットを補完できる関係だからです。
VODにはたくさんの種類があるので、どれがいいか迷っていまうかもしれません。
そんなときは、SVODやTVODの中から選んでみるのもひとつの選択肢と言えるでしょう。