動画配信サービス(VOD)を見るには、どのくらいの回線速度がいるか知っていますか?
ネット環境を知っておけば、いつでも快適に動画を見ることができます。
ここでは、
- 動画配信サービスの推奨速度
- いろいろなネット環境の比較
- ネット環境に合わせて、動画を快適に見る方法
をわかりやすく説明しています。
ネット環境や回線速度が気になる方はもちろん、
- スマホで動画を見るのに不安な方
- 通信制限に悩んでいる方
- 回線速度と画質のバランスが気になる方
にも、悩みを解決できるような内容を心がけています。
人気が高いVOD5社が推奨する回線速度
ここでは、人気の高い動画配信サービスの推奨速度をまとめています。
公式に発表された速度なので、目安としてチェックしてみてください。
サービス名をクリックすると、そのサービスの特徴や口コミをチェックできます。
サービス名 | 推奨の回線速度 |
---|---|
U-NEXT | 2Mbps以上 |
Hulu | 3~6Mbps以上 |
dTV | 2~4Mbps以上 |
Amazonプライムビデオ | SD:0.9Mbps以上 HD:3.5Mbps以上 |
TSUTAYA TV/DISCAS | SD:1.5Mbps以上 HD:6~8Mbps以上 |
どれが快適?3つのネット環境を比較
ここでは、どんなネット環境で動画を見るのが良いか比較していきます。
ここでまとめているのは、
- インターネットの固定回線
- Wi-Fiの高速な無線通信
- 4G(LTE)の携帯回線
の3つです。
それぞれの環境ごとに、ベストな画質やサービスは違ってきます。
ひとつずつチェックしていきましょう。
インターネットの固定回線(有線)
インターネットの固定回線(有線)は、3つのネット環境のなかでも一番安定しています。
固定回線には、
- ADSL
- 光回線
の2種類があります。
特に高速で安定しているのは光回線です。
ADSL・光回線どちらでも、十分に速度が出ていれば高画質な動画もサクサク再生できます。
家でゆっくり動画を見るなら、インターネット回線で快適に楽しむのがおすすめです。
もしこのページを家のインターネット回線から見ているなら、おそらく固定回線を使用していると思います。
どんな動画でもサクサク再生できる可能性が高いので、高画質のVODも比較してみると良いかもしれません。
⇒ 高画質の動画配信サービスはどれ?フルHDから4Kまで対応のVODまとめ
Wi-Fiの高速な無線通信
Wi-Fiを使えば、高速で無線通信ができます。
環境によってはかなり安定した速度が出るので、高画質な動画を再生することもできます。
ただし、無線通信なので使う環境によって速度が大きく変わります。
- 壁やガラスなどの障害物が多い
- モバイルWi-Fiを使っている
- 速度が遅いWi-Fiルーターを使っている
といった場合は、十分な速度が出ないことがあります。
それぞれの利用環境によって変わってくるので、Wi-Fi環境のすべてが高速とは言い切れません。
しっかりと環境をととのえて、電波が安定して届くようにすれば高速通信は可能です。
有線と比べると安定性はすこし落ちますが、高速通信ができるポテンシャルは十分にあります。
また、モバイルルーターを使えば外でも高速通信ができるようになります。
イメージとしては、あなた専用のWi-Fiスポットをいつも持ち歩いているような感じです。
家でも外でも高画質の動画を見たい方は、モバイルルーターも検討してみてはどうでしょうか?
ちなみに、個人的におすすめしたいのは「Broad WiMAX」というサービスです。
業界最安値級の料金でありながら、通信制限なしのプランまで用意されています。
もちろん高速で通信できるので、動画・インターネットなどもサクサク見れますよ。
【Broad WiMAX】外でもサクサク快適に動画が見れる!
特徴
- 4G・LTE回線よりも快適に通信できる
- 小型軽量で持ち歩きしやすい
- ギガ放題・ライトプランから選べる
- 業界最安値級の料金
- すぐ届いて工事不要ですぐ使える
料金(税抜) | 端末代金 | 最大速度 | 月間データ量 |
---|---|---|---|
月額2,726円~ 約88円~/日 |
0円 | 708Mbps | ギガ放題プラン:制限なし ライトプラン:7GBまで |
4G(LTE)の携帯回線
4G(LTE)は、スマホや携帯電話に使われている回線です。
固定回線やWi-Fiに比べると速度は落ちますが、それなりに高速な通信ができます。
ただ、4G(LTE)はWi-Fi以上に速度が不安定です。
速いときは速いのですが、遅いときは極端に遅くなります。
- 平日の昼間(休憩時間)
- 平日の夕方(帰宅時間)
などは、利用者が多くなるので特に遅くなる傾向があります。
速度以外にも、気をつけなければいけない点もあります。
それは、通信制限です。
4G(LTE)の通信制限について
スマホでよく動画を見る方は知っていると思いますが、通信量が多くなると制限がかかってしまいます。
通信制限になると、回線の速度がかなり遅くなります。
なので、4G(LTE)は高画質の動画にはあまり向いていません。
高画質の動画を再生しようと思えばできますが、有線やWi-Fiよりも制限は多いです。
あえてSDの低画質にして通信量を節約すれば、速度制限されることは少ないでしょう。
あらかじめ動画をダウンロードできるVODもあるので、うまく使いこなすことが大事です。
⇒ 家でも外でも!スマホで見れる動画配信サービスを比較して3つに厳選
⇒ オフラインで見れるVODはどこ?ダウンロード対応のサービス一覧表
回線速度はどのくらい必要なの?
ここでは、回線速度についてもうすこし詳しくお話ししていきます。
あまり難しい内容は読みたくない方は、この項目は飛ばしてもOKです。
公式に発表されている速度は理論値
発表されている速度のなかには、
- 光回線で1Gbps!
- モバイルWi-Fiで600Mbps!
- 4G(LTE)で100Mbps!
など、すごく速い数値を見かけることってありませんか?
これは理論値と呼ばれていて、すべての条件が完璧に揃ったときに出るとされている速度です。
つまり理論値とは、
- 超完璧でいっさいの遅延が発生しない数値
- お金を惜しまない最高の環境で出るかもしれない数値
- 出せる能力を完全に出し切った究極の数値
くらいの気持ちで見ておいてください。
一般的に使っている環境では、ほぼ間違いなく出ない速度です。
じゃあ実際にはどのくらいの速度が出るの?
普段の環境で出る速度のことは、「実測」と呼ばれています。
実測は環境によってぜんぜん違うのですが、平均すると理論値の1/10くらいだと思います。
目安としては、
- 固定回線(有線)
- Wi-Fi回線
- 4G(LTE)回線
の順番で速く、安定しています。
4G(LTE)回線って動画には向いてないの?
速度や安定性を見てみると、4G(LTE)回線って動画には向いてないのかな?と思ってしまうかもしれません。
最初に紹介した推奨速度を見るとわかるように、6~8Mbpsくらいの速度が出ていれば快適に動画を見ることができます。
4G(LTE)だったとしても、よほど容量が大きい動画じゃなければ問題なく見れます。
注意しなければいけないのは、通信制限です。
通信制限にならないように、動画の画質をSDに落としてあげるほうが安心です。
つまり、通信制限にさえ気をつければスマホでも快適に動画が見れます。
どのくらいの画質がちょうどいい?
動画にはさまざまな種類の画質があるので、違いがわかりづらいかもしれません。
そこで、画質の違いについて一覧表で比較してみました。
誰でもわかりやすいように、ひと目でチェックできます。
また、画質の違いを動画で見て比較することもできます。
言葉ではわかりづらくても、動画を見ればすぐに違いがわかります。
画質についてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページをチェックしてみてください。
⇒ 一覧表と動画で比較!SD・HD・フルHD・4Kの画質の違いと解説まとめ
【まとめ】回線に合わせて画質も調整しよう
高速な回線が必要になるのは、とくに高画質の動画を見るときです。
もし回線速度があまり速くなくても、ちょっと画質を落としてみるとサクサク再生できます。
また、速度は十分に速くても、通信制限が気になる方もいるかと思います。
そんなときも、画質をうまく調整すれば制限にかかりにくいです。
どの動画配信サービスでも、ユーザーが自由に画質を調整できます。
たとえスマホで動画を見るときでも、快適に動画を楽しむことが可能です。
回線速度に不安があった方も、このページを読んで安心してくれたら嬉しいです。
動画配信サービスをもっと知りたい方へ
当サイトでは、動画配信サービスのいろいろな情報をまとめています。
もし興味があれば、他のページもチェックしてみてください。
気になるページはブックマークして、いつでも気軽に見にきてくださいね。
動画配信サービス(VOD)の情報まとめ
動画配信サービスの情報まとめでは、さまざまなコンテンツをぎゅっと凝縮しています。
ここに目を通しておけば、動画の疑問や困ったこともすぐに解決できるでしょう!